MINORU MONOLOG
ミノルノヒトリゴト
#115属人的な仕事
「事業の最初から”属人化しないように”と考えて設計するとロクなことにならない」と年商数百億もある中小企業の経営者が言っていた。この言葉にここ数ヶ月、というか自分が今の会社を作ってから心の奥にずっとあったモヤモヤが晴れたような気持ちになれた。属人化することを恐れて、事業をするんじゃなくて、特に事業の最初なんか属人的な仕事や業務ばかりやって、その先に自然と自動化したり、システムができたりしてる、と。まぁきっとそれでも属人的にどうしてもなってしまう、でもそれすらも許容できるくらい長く事業を続けていくだけで十分。属人的などうこう、なんていうのは考えなくてもいいことだ、ということだと思う。特に独資のベンチャー企業で、自分自身がオーナー社長てことは、その時点でかなり属人的だし、むしろ今の自分たちにとっては属人的であればあるほど良いのかもしれない。